22年7月、チチとハハの入院 「翻弄」

7月半ば、チチがコロナになった。
軽症の様子だったけれど、10日の入院。
その間、ハハ一人にではできないだろう、とおうちメインで仕事することに。

チチ入院の2日後、朝起きるといつもは早起きのハハが起きてない。
「大丈夫ー?」と訊いたら、「大丈夫じゃないみたい」と。
少し顔が腫れているのと、全然立ち上がることが出来ない。
トイレに行きたいというハハを起こしながら連れて行こうとするけれど、重い。
急な介護状態に入ったような。

その日は週末で、9時からの仕事、入らないわけにはいかない。
PCを居間に持ってきて、とりあえずログイン。
30分ごとにトイレに行きたがるハハを担いで”介護”。

正直、ボケちゃったのかな、と思い途方に暮れました。
”その時”は突然来るんだなぁ、なんて思ったりして。
いや、どうしたものだ?
ケアマネさんに電話する。
「コロナ感染してませんかねぇ?」
ケアマネさんはチチのコロナ入院も知っているので、すぐそういう思考になったのね。
一方、わたしは、全然そういう考えが起きず、言われて「あぁ…」そいうこともあるのね? と…。
「素人判断せずに、救急車呼んだ方がいいですよ」
なるほど…。
全く、思いつかなかった。
わたしのポンコツ度、炸裂。

ハハに「救急車呼ぶよ」と伝えたら、「お腹空いちゃったのよ、お昼でしょ?」と。
確かに…。
確かに…。
だけど、こういう状態で、お腹空いたー?
ボケた、というより生命力…?

まずは、救急車を呼ぶ。
人生初の経験。

「救急車呼んだよ」と伝えたら、「えー、お腹空いてるのに?」
ミニミニ塩おにぎり作って食べてもらっているうちに、救急車到着。
「おかーさん、マスクしていただけますか」って救急隊のヒトに注意されたけれど、手におにぎり持っているので、笑ってた。
「先に食べていただいていいですよー」やさしい…。

テキパキ、と救急車に乗って行ってしまいました。
わたし、同僚が11時過ぎに来て、席外したりして、結局午後休にして、呆けました。

ガラーン。
一人ぼっちのおうち。
あーぁ。

夕方、病院から連絡入った。
コロナ、だって。
重篤、手前だって。
「それは、最悪のこともある、から覚悟した方がいいってことですか?」

チチの入院から、ハハの入院まで、翻弄。
いや、本当の翻弄はこれから?

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ユノに癒されました。
Yunho was smiling the end of show / 2020 KBS歌謡大祝祭


(22年7月の話を9月に書いています。Blog上、7月に入れます)

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